昨日、佐村河内さんという方のニュースが大きく取り上げられていましたね。
この方の存在はゴーストライター騒動後に知ったのですが、会見の映像などを観ると、自己愛の非常に強い方といった印象。
以前、「良心をもたない人たち」という本を読んだことがあるのですが、なんでもアメリカでは25人に1人の割合で良心や罪悪感を持たないタイプがいるとのこと(日本を含むアジア圏ではもっと少ない割合のようです)。
このような人物は非常に魅力的であることが多いけれど、その人物の影の面を担当するターゲットとして選ばれたら非常に厄介。
言葉(の暴力)によって支配され、精神的に追いつめられてしまうそうですよ。
もしかして18年間もゴーストライターをやられていた新垣隆さんは、そのような人物のターゲットになってしまったのでは…と、ミステリー小説的な勝手な想像をしてしまいました。
とにかく、昨日の会見では新垣隆さんを名誉棄損で訴えるとか色々と言っていたけれど、新垣隆さんはもう相手にしないほうが良いんじゃないですかね。
と、昨日のニュースの話を長々と書いてしまったけれど、ここからが、今回のブログタイトルであるCibo Mattoの新作「Hotel Valentine」のお話。
Cibo Mattoはニューヨークで活動している本田ゆかとハトリミホの女性二人組のユニットなのですが、なんと今回のアルバムは15年ぶり、しかも3枚目のアルバムです。
それぞれソロで活動はされていたのだけれど、2011年のアメリカで行われた東日本大震災のチャリティーライブにて、Cibo Mattoとしてステージ復帰をしたのですね。
その時に新しいアルバムを出すとの情報もあり、発売の日を楽しみにしていましたヨ。
そんなCibo Mattoも1枚目のアルバム「Viva! La Woman」収録の「Sugar Water」がとても好きです。
↓2画面、逆回転、カット割り無しのPVも素敵!
https://www.youtube.com/watch?v=EN9auBn6Jys
↓今回のアルバム収録の「MFN」のPV。
https://www.youtube.com/watch?v=_3zX_AT0Xco
15年ぶりということもあって、当時の音楽性は全く残っていないかも…と少々心配もあったけれど、ちゃんと「Cibo Matto」のままだった!
昔のファンも違和感なく聴けるんじゃないですかね。
そんな今回のアルバムは「ホテルの廊下を忍び歩くゴーストとのラブストーリー」というコンセプトで、「CHECK IN」から始まり、「CHECK OUT」で終わるといった構成。
その後に日本盤では2曲のボーナストラックが収録されているけれど、そのボーナストラックの「Party Time Feeling」には、坂本龍一、高橋幸宏、小山田圭吾などが参加しているという、なんとも豪華仕様でしたヨ。
個人的には今回のアルバムの中では「10th Floor Ghost Girl」と「MFN」が好きだな。
そうそう、歌詞は英語なのだけれど、日本盤に付いている対訳は「Cibo Matto」のお二人自身が担当していました。
なので、日本語訳もとても自然な感じでしたね。