今週でJリーグのリーグ戦も最終節なのですが、凄いことになっていますね。
先週の土曜日は浦和vs鳥栖戦を観ていたら、後半のアディショナルタイムにまさかの展開!
優勝に一番近いチームであった浦和が、この試合の鳥栖の1得点によって、最終節は普通に勝っても優勝出来ないという状況になってしまいました。
対戦相手を考えてもガンバが断然有利な状況だと思いつつ、案外、鹿島が優勝を掻っ攫う結果になったりしてね。
というわけで、羽海野チカの描く将棋マンガ、3月のライオンの10巻。
前半は学校生活のお話を中心で、中盤は入江という棋士との対局。
この入江さんのキャラクターがとても魅力的だったのに、主人公桐山との対局があっさりと終わってしまうのですヨ。ちょっと残念…。
そして後半は主人公桐山を動かすための波乱のエピソード。
突如登場する3姉妹の父親がホント酷いのですよ。
考えてみると、こういった人物、このマンガのように女性問題ではなくても現実にもいるのですよね。
マンガ内に「他人の気持ちを考える人間」が「何も考えてない人間」に勝てる訳がない!!という台詞がありますが、その時だけの言葉を並べて翻弄させて、こちらの良心を食い潰すのですよ。
あと、マンガ内に「バケモノ」という表現もあるけれど、昔に僕が関わった人物のことを考えると「吸血鬼」という言葉が一番ピンときますかね。
余裕がなくなると急に声を荒げて論点をずらすところなど、マンガの描写がソックリで驚いたな。
こういった人物への一番の対処法は関わるのをやめることだけど、関わらないことが出来ない場合もあると思うのですよね。
その場合はどうすれば良いのだろう…?と悩むけれど、まずはこういった人物がいるという知識を持つことが大事かも。
とにかく、10巻も面白かったです!