気が付けば1月も下旬ですね。
ちょこっとバタバタっとしていて、あっという間にこのまま1月が終わってしまいそうですヨ。
というわけでB-bookstore~元気が出る本屋~選書。
少し前に選書依頼のメールが来たのですね。
クリエイターの方が選ぶ”元気が出る本”というテーマで、1~2冊程度本を紹介してほしい、東北の地震などの支援として本で元気を届けたい、サイト経由で購入したアフィリエイトプログラムの収益を東北へ募金するとのこと。
B-Bookstore WEB: http://b-bookstore.net/
B-Bookstore ブログ: http://bioodbord.blog103.fc2.com/
たくさんのクリエイターさんの選んだ本のコメントを読んでいるだけで楽しいですね。
とっても素敵な企画なので、僕も2冊本を選びましたよ!
“元気が出る本”ということで、一番最初に思いついたのが「ドラえもん6巻 (さようなら、ドラえもん収録)」なのですが、サイトを見たところ、すでに他のクリエイターさんに紹介されていたっ!
では、島田荘司の「占星術殺人事件」はどうだ?と思ったら、これまたすでに紹介されていた…!
重複した本でも問題ないと思うのですが、せっかくなので別の本を選びましたヨ。
意識したわけではないけれど、最終的に2冊とも猫の本になりました。
1297:空飛び猫(講談社文庫)
http://bioodbord.blog103.fc2.com/blog-entry-1756.html
1298:猫の絵画館(平凡社)
http://bioodbord.blog103.fc2.com/blog-entry-1757.html
文章を書くのって本当に難しい…。
酷い文章だけれど、選んだ2冊の本、とっても面白いです!
そうそう、この2冊を選ぶ前、別の2冊の本をピックアップして、本の紹介文も書いたのですね。
書いた後に気付いたのが、単純にこの本で元気が出るのか…?という疑問。
ついでに、こちらでその2冊の本も紹介しますね。
■浴室 / ジャン=フィリップ・トゥーサン
ある日、浴室に引きこもった青年の「ぼく」。
といっても、結構自由に外に出たりもします(そもそも仕事をしている)。
外界を遮断したいのか、したくないのか、ナーバスでありつつ大胆な「ぼく」。
最初読んだとき、今までのことは全部「ぼく」の空想で、物語の最後にようやく外に出たと解釈したけれど、どうもそんなに簡単な話でもないみたい。
海外の小説は翻訳を意識しつつ読んでしまうことが多いのですが、野崎歓が翻訳のジャン=フィリップ・トゥーサンの小説は、そんなことを意識せずにスラスラっと読めます。
■他人を攻撃せずにはいられない人 / 片田珠美
この本の内容紹介に「暴言を吐く、支配したがる、けなして自信を失わせる、優しいようで水面下で工作している」といった言葉があります。
著者は精神科医なのですが、そういった攻撃の被害にあって、精神的に疲れきってしまっているという相談が沢山あるそうです。
読んでいて胸が痛くなりました。こちらの良心や罪悪感が全部エサになってしまうのですね。
ターゲットとなり、誰にも理解されずに孤立し怯え消耗している方は、まずは知識を持つことが大事なのかもしれません。