minimum universe
minimum universe
instagram
twitter
facebook
behance

The Smile Sessions / The Beach Boys

昨年発売された、アメリカのロックバンド「ザ・ビーチ・ボーイズ」の幻のアルバム「The Smile Sessions」を聴きました。

 

もともと、名盤「ペット・サウンズ」の後、67年に発表されるはずのアルバムだったのですが、リーダーであるブライアン・ウィルソンの精神が壊れてしまったため制作が頓挫してしまったという曰く付きのアルバム。

 

今から数年前、復活したブライアン・ウィルソンのソロ名義にて新録された「スマイル」も発表されましたが、今回の「The Smile Sessions」は当時の音源をまとめたものです。

 

気持ちに余裕のあるソロ名義の「スマイル」、逆に「The Smile Sessions」はギリギリな感じですかね。
2つのアルバムを聴き比べるのが、とても面白いです。

 

「Surf’s Up」などは、若い声の「The Smile Sessions」のほうが個人的に好き。
ちょこっと話がそれますが、「スマイル」のようにアーティストの問題で発売されなかったというアルバムで思い出すのが「Forest For The Trees」。

 

BECK(漫画でも、ジェフ・ベックでもないベック)が、「ルーザー」という楽曲で脚光を浴び、メジャーレーベル争奪戦になった時、「ルーザー」の共作者、カール・スティーブンソンという人物もメジャーレーベルと契約したといった話を訊きました。

 

BECK / ルーザー PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=YgSPaXgAdzE&ob

 

アルバムを楽しみしていたものの一向に発表される気配がなく、確かその3〜4年後くらいにひっそりとした感じでカール・スティーブンソンのプロジェクト名「Forest For The Trees」のアルバムが発売されたのですね。
なんでも制作の途中で精神的な病気になりつつも、楽曲の出来に納得が行かずアルバムの曲を何度もアレンジしていたそうです。

 

そうこうしているうちに病状も悪化。

 

結局、一番最初のバージョンが一番良いんじゃない?といったことをレコード会社の方と話して本人も納得。
記憶がかなり曖昧ですが、確かそういった経緯で1stアルバムが発売されたようです。

 

アルバムの1曲目「Dream」↓
http://www.youtube.com/watch?v=aK4d1etNI7Y
↑を聴いても、一体これ以上、どこに手を入れるつもりだったんだ!?という気もする、とても良い曲ですね。
2ndの制作の話も訊きましたが、制作の途中で病気の再発。

 

「Sound of Wet Plant」という5曲入りのミニアルバムが発売されたものの、その後、近況などの話は一切訊きませんね。
「ブライアン・ウィルソン」のように、いつか復活することを待っています。