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ふるさと再生 日本の昔ばなし

4月からはじまった、日曜日の朝9時からテレビ東京系列で放送している「ふるさと再生 日本の昔ばなし」を録画して観ています。

 

昔、TBS系列で放送していた「まんが日本昔ばなし」と同じようなテイストで制作されているアニメなのですが、「まんが日本昔ばなし」が30分2話構成だったのに対して、「ふるさと再生 日本の昔ばなし」は30分3話の構成。

 

かなりサクサクっと1つのお話が終わっていきます。

 

有名な作品でもお話の内容を忘れていたり、とっても面白いので、ながいこと続けてほしいな。

 

一番好きな昔ばなし「ウサギとカメ」も是非とも観たいです。

 

というわけで、ちょこっと横道にそれて「ウサギとカメ」のお話を。

 

このお話の好きなところは、地道にコツコツとやるという話の時に例えらたりもする、「ウサギとカメ」の教訓めいた部分ではなくて、単純にウサギとカメのキャラクター。

 

のび太的な魅力満載のウサギ君と、寝ているウサギ君を笑う事もなく完全スルー出来ちゃうカメ君のキャラクターって、なんとも素敵!

 

性格は真逆だけど、考えてみると両者は共通してマイペースな気もします。

案外、あのお話の後、2匹は仲良くなっているんじゃないかなぁ。

 

なんてことを思っていたのに、実は「ウサギとカメ」には、その後を描いた2つの続編があるそうです。
1つはカメ君主役のお話で、ウサギ君に勝利したカメ君は自分の能力を過信して、空も飛べるぜ!と思ってしまったとか。

 

ある日、ワシさんに空高い場所まで連れて行ってもらい、その場所で、ワシさんに手(足)を離すように言ったそうです。

 

空を飛べると思ったのに、そのままカメ君垂直落下。もちろん地面に大激突。
その後、カメ君を見た者は誰もいないといった内容。

 

もう1つはウサギ君主役のお話で、カメ君に負けたウサギ君は、ウサギ族の恥ということでウサギ村を永久追放されてしまったとか。

 

そんな時、ウサギ村にオオカミ襲来!オオカミによる恐怖政治!ウサギ村大激震!
そんな話を聞いたウサギ君、ボクが解決してやるぜ!と、知恵を使ってオオカミを崖から突き落とし、一躍ウサギ族のヒーローになるといった内容。

 

ウサギ君主役のお話のほうは、ジェームス・キャメロン的な人物が監督したら、とっても面白い作品になるような気もしますが、どちらにしても、1作目好きには、残念な内容だなぁ。

 

カメ君主役のお話に至っては、誰が監督しても面白くない気がする…。

 

とにかく、2つのお話とも「死」が入ってしまっているのが、「ウサギとカメ」の続編としては、なんともガッカリです。

 

せめて、昨日の敵は今日の友!といった週刊少年ジャンプ的な展開で、ウサギ君とカメ君が協力して難題に立ち向かうという続編にしてほしかったなぁ。

 

話戻して、「ふるさと再生 日本の昔ばなし」。

 

オープニングとエンディングでは、十二支の動物達と、十二支のはじまりのお話で神様の前に13番目に到着したカエル(イタチの説もあるんでしたっけ?)を差し置いて、なぜか ネコも一緒に出演。
控え目なネコの映り方がちょっと好きです。

 

そうそう、そんな中、一匹だけ手を振ったり挨拶しているヒツジさんって、この番組のスポンサーであるヘーベルハウスのヒツジのキャラクターだったのですね。

 

十二支のアニメにすっかりと溶け込んでいたので、最近まで全く気が付きませんでしたヨ。