マイクロソフトのデザインアプリ「Microsoft Expression」の開発が終了してしまったそうです。
なんだか、あっという間の撤退で(4、5年くらい前からの販売でしたっけ?)、Adobeに対抗出来る、昔のマクロメディア的なアプリになってほしかったのですが難しかったみたいですね。
「Expression Web」と「Expression Design」が無償化されたということで、早速ダウンロードして、Boot Camp内のWindows 7にインストールしてみましたヨ。
↓ダウンロードページの「Details」をクリック、その中の「Japanese」をクリックすると日本語版のダウンロードが出来ます。
Microsoft Expression Design 4
http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=36180
Microsoft Expression Web 4
http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=36179
「Microsoft Expression Design 4」は、Adobe Illsutratorのようなドロー系アプリですね。
ちょこっとドロー系アプリでお絵描きしてみたい方には良いのではないでしょうか。
Adobe Illsutratorと使い方もほとんど変わらないので、その後、Adobe Illsutratorに移行することも簡単に出来そうです。
ただ、ai形式での書き出しが出来ない…。
ai形式での読み込みは出来るので、Adobe Illsutratorで描いたイラストをインポートしてみたところ、↑の画像のように問題なく読み込み出来ましたヨ。
せめて、ai形式での書き出しが出来たら、もうちょっと評価されたのではないでしょうかね。
「Microsoft Expression Web 4」はサイト作成アプリですね。
サイトを制作してみたい方には良いのではないでしょうか。
いや、今はブログやSNSなんかもあるし、昔に比べて、自分のホームページを作りたい方ってあんまりいないのかな。
あと、ついでに。
上に書いたのはWindows用のアプリですが、「Creature House Expression 3.3」という、マイクロソフトが買収前のCreature Houseという会社が販売していた時のMac版もマイクロソフトから無償でダウンロード出来ます。
↓Creature House Expression 3.3
http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=31249
ただ、こちらは英語版のみ、しかもOSX用のPowerPC用アプリですね。
Rosettaの使用出来る「OSX 10.6 Snow Leopard」以前のMacにならばインストール可能ですかね(僕自身、「PowerPC版 OSX 10.4 Tiger」を使用していた時にインストールしたことがあります)。
「Microsoft Expression Design 4」や「Adobe Illsutrator」に比べて、Painter的な柔らかいタッチでで描けたように記憶しています。
まあ、古いアプリだし、結局あんまり使うこともなくHDD内のアイコンコレクションになってしまうような気もしますが、ドロー系アプリをちょこっと試してみたいという方には良いかもしれません。