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O.T. Come Home / 奥田民生
先日、愛用しているコンポの右側のスピーカーから音が出ていないことに気付いたのですね。
コードの接触などを確かめつつ、ボリューム端子の大小を何度か繰り返せばちゃんと音が出るようになることを発見!
ボリューム部分の接触の問題だと思うので、今度時間のある時にアンプを開けて調べよう。
というわけで、昨年末に発表された奥田民生のソロアルバム「O.T. Come Home」。
DVD付きの初回限定版を購入したのだけれど、CDとDVDの入っているケースがLPレコードサイズくらいの大きさ。置き場所にかなり困る。
CDやDVDを取り出すときも面倒なので、空だったCDケースにCDとDVDを入れることにしましたヨ。
などと微妙な文句をつけつつ、アルバム自体は全曲とても恰好良い!
ユニコーンでのバンド活動や真心ブラザーズとのユニットでの活動もしている反動からなのか、前作「OTRL」に引き続き、今作も全曲、奥田民生が一人で全部演奏するというスタイル。
といっても前作「OTRL」はお客さんを入れた会場で、それぞれの楽器を演奏していくという変則的な感じだったけれど、今作は普通にスタジオで演奏しているようです。
そういった違いからなのか、前作よりも孤独な感じが増した印象の一人ロックンロールアルバム。
歌詞は相変わらずテキトウにも感じるけれど、不思議と胸にグッと来るのですよね。
「OTRL」収録の「えんえんととんでいく」なんて、渡り鳥が飛んでいるという単純な歌詞なのに、なんだか感動するのですよ。
今作収録の「一輪の車」という、一輪車の練習をしているというだけの内容の歌詞にグッと来ましたヨ。
「マイカントリーロード」はパフィーに提供した曲を自ら演奏したもので、イントロのベースがとっても好き。系統的には「イージュー☆ライダー」的な楽曲かな。
全曲が素敵なアルバムだけれど、個人的には「ちょっとにがい」と「息するように」が好き。
今年一度きりのワンマンライブ / 中村一義
昨日、中村一義のライブに行って来ましたよ!
場所は中野サンプラザだったのですが、僕自身が中野サンプラザに行くのは今回で2度目。
駅から近いのがとっても良いですよね。
普段ライブで聴くことの出来ない曲は今回もやらないだろうな…と思っていたけれど、意外なことにレア曲満載。
「天才とは」や「世界のフラワーロード」の楽曲、「魂の本」も聴くことが出来た!(「レディーボーデン、最近、見ないぜ〜」は流石に歌わなかったけれど)
あと、弾き語り形式で久しぶりに「笑顔」も演奏。
MCにて、この曲を作ったときはもっと歌う曲だと思っていたとのこと。
僕自身、「Hey Jude」+「Hello,Goodbye」テイストのこの曲をはじめて聴いた時、長い時間かけて売れる曲だと思いましたよ。
残念なことに、実際はあんまり売れなかったけれど、中村一義の曲で歌詞が一番好き。
今回、この曲を聴けただけで満足です。
期待していた新曲「魔法をかけてやる!!」も弾き語り形式で演奏。
「誰かが泣いていたなら、魔法をかけてやる。明日も旅に出る。」という歌詞が印象的な、非常にポップな楽曲。
この時点で充分素敵な楽曲だけれど、いずれ発表されるはずの完成形が楽しみ。
今回、ギターの町田昌弘を除いて、はじめてのメンバーでの演奏だったのですが、個人的にはコーラスで参加された「あずままどか」がとっても良かった!
中村一義の楽曲に女性のコーラスって想像出来なかったけれど、不思議と声がとっても合っていたな。
セットリスト
■バンド演奏
天才とは / まるさんかくしかく / ここにいる / フラワーロード / 素晴らしき世界 / 魂の本
■中村一義と町田昌弘の弾き語り
愛すべき天使たちへ / セブンスター / 笑顔 / 魔法をかけてやる!!(新曲)
■バンド演奏
ジュビリー / 空い赤 / 永遠なるもの / ショートホープ(両切りではないヴァージョン) / 1, 2, 3 / キャノンボール
■アンコール
犬と猫 / ロックンロール
中村一義のライブ
一昨日までとっても暑かったのに、急に涼しくなりましたね。
12日の日中はホントに暑くて、今の季節が分からなくなっちゃいましたヨ。
今度こそ、扇風機を押入れの奥にしまっても大丈夫ですよね…。
というわけで、中村一義のライブ。
ここのところ、ライブ活動を盛んに行なっていますね。
中村一義好きならば、とっても気になるタイトルの「魔法をかけてやる!!」という新曲も演奏しているそうなので、中野サンプラザにて今月開催される「今年一度きりのワンマンライブ」のチケットを獲りましたよ。
http://kikagaku.com/html/newpage.html?code=298
普段、演奏しないタイプの曲も聴きたいところだけれど、トーク&弾き語りライブ「まちなかオンリー!」のセットリストを見ると、そこらへんはあんまり期待できなさそうですかね…。
でも、いつもと違うバンドメンバーとの演奏はとても楽しみだな。
In Utero 20th Anniversary / Nirvana
誰もが出るであろうと思っていた「Nirvana」3枚目のアルバム「In Utero」の20周年盤が発売されましたね。
カート・コバーンの生前最後のアルバムでもあるのですが、売れに売れまくった前作「Nevermind」から作風をガラッと変えて、インディーズよりのアルバムとなっています。
2年ほど前に発売された「Nevermind」20周年盤と同じく、ライブ映像などを含む「Super Deluxe Edition」も発売されているけれど、どうせ今回もライブDVDは別売りするだろうということで2枚組の「Deluxe Edition」のほうを購入。
1枚目のディスクには、リマスター音源、シングルB面音源、ミックス違い音源、2枚目のディスクには、リミックス音源、デモ音源、未発表音源が収録されています。
個人的に楽しみにしていたのが、リリース当時不採用となった「Heart Shaped Box」と「All Apologies」のスティーヴ・アルビニ・ミックス音源なのですが、2曲ともヴォーカルが小さくドラムがややうるさいといった印象。
アルバム収録の音源と比べ、ザラザラとした恰好良さもあるけれど、2曲ともスコット・リットにミックスをやり直してもらって正解だったんじゃないですかね。
「Pennyroyal Tea」がヨーロッパでシングル化された際(残念なことにカート・コバーンが亡くなったことで発売直後に回収。ジャケットが素敵!)に、「Pennyroyal Tea」もスコット・リットによってミックスされていましたが(今回のアルバムにも収録されています)、個人的に、スコット・リットが「Dumb」をミックスしたのなら、どのような音になるのか聴いてみたかったな。
あと、「Sappy」はあらためて良い曲ですね。
「In Utero」には少々似合わない曲だけれど、非常に勿体無い扱われ方だなぁ。
ドラマー、デイヴ・グロール(現Foo Fighters)作曲の「Marigold」もあらためて良い曲だと思いましたが、当時の裏話も面白かったな↓
http://ro69.jp/news/detail/89429
2枚目のディスクのリミックス音源は、このアルバムをプロデュースしたスティーヴ・アルビニ自ら手掛けたもので、ちょこっとだけ「In Utero」が若々しくなったという印象。
「Dumb」で印象的なストリングスがカットされていたり音が小さくなっていましたが、これはオリジナルのほうが断然良いです…。
デモ音源は、牧歌的な感じもする「All Apologies」が良かった!
未発表曲「Forgotten Tune」は、これからちゃんとした曲にする前段階のものですね。
それでも非常に恰好良く聴こえるのが「Nirvana」の凄いところだな。
↓「In Utero」20周年記念盤プロモーション映像
https://www.youtube.com/watch?v=s4tcsQJ4bQ0
小さな生き物 / スピッツ
先日、データの入ったフォルダなどを整理していたら、仕事をしている途中のデータを誤って捨ててしまいました。
慌てつつ、Macの自動バックアップしてくれる「Time Machine」でなんとかデータを救出!
描いたイラストは少し前に戻ってしまったけれど、全部やり直す羽目にならずに良かった!
今度からゴミ箱にデータを捨てるときは気を付けよう。
というわけで、スピッツの「小さな生き物」。
9月に発売されるスピッツの14枚目のオリジナルアルバムの先行として、「小さな生き物」がiTunes Storeで配信されていました。
新しいアルバムが発売されたら必ず聴いているバンドなのですが、スピッツって、あんまり訳の解らないことにもならずに安心して聴けるバンドですよね(個人的には、スピッツは2枚目のアルバム「名前をつけてやる」が一番好き)。
今回も9月の新しいアルバムは聴くけれど、その前に先行配信の「小さな生き物」をダウンロード購入。
5月に発売されたシングル「さらさら」も良かったけれど、こちらの曲のほうが好きだな。
9月のアルバムが、とっても楽しみになりましたヨ。
↓小さな生き物PV
http://www.youtube.com/watch?v=tU5mPtGk1Eg
PVを観て驚くのが、草野正宗って、昔からあんまり容姿が変わらず、いまだに美大生のような雰囲気がしますよね。
TSUTAYA DISCAS
先日、ネットでレンタル出来る「TSUTAYA DISCAS」が、CDの0円レンタルをしているのを発見。
0円といっても枚数に応じて送料は掛かるのですが、とりあえずレンタルをしてみましたヨ(7枚で送料390円というお値段)。
■In Time: The Best Of R.E.M. 1988-2003 (2枚組) / R.E.M.
タイトルのように1988年から2003年までのベストアルバム(シングル曲縛り)なのですが、オリジナルアルバム未収録曲「The Great Beyond」や「Bad Day」も収録されています。
Disc2は、シングルのB面やコンピレーションの音源集。
アコーステックバージョンの「Pop Song ’89」やロックにアレンジされた「Drive」のライブバージョン、William S. Burroughsが朗読する「Star Me Kitten」も収録されていたり、Disc2がとっても面白かったです。
■Superfuzz Bigmuff: Deluxe Edition (2枚組) / Mudhoney
グランジバンド「Mudhoney」の1990年に発表されたアルバムのリマスター版(Disc2はライブ音源集)。
オリジナル版よりも曲が増えていたり、曲順もちょこっと変更されていましたね。
「Mudhoney」のアルバムでは、この「Superfuzz Bigmuff」が一番好き。
非常に懐かしい気持ちになりましたヨ。
■Live On I-5 / Soundgarden
こちらもグランジバンド「Soundgarden」のライブ音源アルバム。
有名なグランジバンドの中では一番メタルよりの音のするバンドですね。
個人的には4枚目のアルバム「Superunknown」が大好き。
本当は再結成後の昨年に発表された新譜をレンタルしたかったけれど、レンタル出来なかったので、ライブアルバムをレンタル。
「Fell On Black Days」のライブ版がとっても恰好良かった!
■Come Together / Primal Scream
UKロックバンド「Primal Scream」3枚目のアルバム「Screamadelica」収録曲、「Come Together」のシングルCD。
このバンド、1枚目と2枚目のアルバムは普通のギターポップだったのに、3枚目ではガラッと路線を変更しているんですよ(ロックをベースにアシッド・ハウスを導入)。
そんな3枚目に収録されている「Come Together」は歌なしで10分もある曲なのですが、今回レンタルしたシングル版では、歌ありで4分30秒ほどの曲となっています。
全く別の曲になっていることに驚くけれど、こちらのバージョンも好き。
■Sirius ~Tribute To Ueda Gen~
レピッシュに在籍、元ちとせのプロデュースでも有名な上田現のトリビュートアルバム。
レピッシュによる男性ボーカル版「ワダツミの木」の魅力的ですが、奥田民生の「プレゼント」がとっても良かった!
あと、トモフスキー & The ピーズの「ドライブ」や、このトリビュートアルバムに参加しているメンバーの中では意外な人選にも感じる、BUCK-TICKの「ハールメン」も素敵だったな。
といっても、実は「ワダツミの木」以外、オリジナル版の曲をちゃんと聴いたことがないのですヨ。
今度、レピッシュなどのオリジナル版もレンタルしてみよう。
Beckの新曲
今日もホントに暑いですね。
この暑さがあと2ヵ月以上も続くかと思うとなんとも恐ろしい…。
さてさて、6月に発表された「Defriended」に続き、Beckが新曲「I Won’t Be Long」を発表しましたね。
2曲ともiTunes Storeでは250円で販売されているのですが、なぜかAmazonのMP3ストアでは100円なのですよ。
音源データにAACとMP3の違いがあるものの、正直、音質の違いがわからん…。
というわけで、はじめてAmazonで音楽データを購入してみました。
MP3をダウンロードするためのアプリをインストールする必要があるけれど、その後は自動でMP3データをiTunesに移動してくれましたヨ。
2曲とも派手さのない楽曲ですが、とっても聴きやすいですね。
「I Won’t Be Long」
http://www.youtube.com/watch?v=cLIBuuJnQHg
「Defriended」
http://www.youtube.com/watch?v=pDSjOM42HZU
新しいアルバムの予定もあるそうで、なんでも2枚リリースするとか。
1枚は今回の「I Won’t Be Long」や「Defriended」の路線になると思うんだけれど、もう1枚アルバムは久しぶりにフォークなBeckを聴きたいな。
そうそう、昨年、楽譜のみで発表されたBeckの実験的なアルバム「Song Reader」の再現ライヴがロンドンで行われたそうですね。
http://ro69.jp/blog/miyazaki/84835
6曲ともちょこっと大人な楽曲で、個人的にはシャルロット・ゲンズブールも参加している「Just Noise」が好きだな。
20121221 -博愛博 2012- / 中村一義
少し前、昨年末に行われた中村一義の武道館ライブがDVDとしてリリースされました(タワーレコード限定販売)。
7,350円というなかなか強気なお値段に少々悩んだけれど、300円分のタワーレコードお誕生日ポイントを使わないと勿体無いと自分に言い聞かせつつ、結局購入してしまいましたヨ。
昨年末に観に行ったライブですが、あらためて、サニーデイ・サービス、くるり、100sとそれぞれ特色があって素敵なライブですね。
ただ、このDVDではBase Ball Bearの演奏全部とくるりの「ロックンロール」がカットされているのですよ。
許諾の都合だそうですが、「1, 2, 3」や「セブンスター」など、Base Ball Bearと演奏した曲が良かっただけに、そこは非常に残念(全員出演した「歓喜のうた」でもBase Ball Bearが全く存在していない編集になっていましたよ)。
リハーサル風景を収めたドキュメンタリーディスク(こちらもBase Ball Bearのシーンは全く無し)が、想像以上に面白くて収録時間の30分があっという間でした。
個人的には、くるり岸田繁の「「ここにいる」は泣いて歌えない。「犬と猫」は歌えない(別の意味で)」のところが一番好き。
くるりの2人と今度ラフにセッションでもといった会話もあったので、今後、中村一義+くるりのオリジナル曲なんかもちょこっと期待しちゃうな。
20121221 -博愛博 2012- / 中村一義
http://kikagaku.com/html/newpage.html?code=261