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「地上最大の手塚治虫」展
少し前、ずっと行こうと思っていた、世田谷文学館で開催されている「地上最大の手塚治虫」展に行って来ました!
漫画原画はもちろんのこと、小学生の頃に作成した昆虫図鑑や漫画、使用していた画材、掲載していた雑誌、トレードマークのベレー帽なんかも展示されていて、かなり見応えがありましたよ。
個人的に手塚キャラで一番好きな「火の鳥」登場の「ロビタ」。
残念なことに大きく描かれた原稿は展示されていなかったのですが、小さなコマに描かれたものを発見!
小さくっても、生「ロビタ」を観られて良かったです。
その他、1話まるごと「ブラック・ジャック」の原稿が展示されていたり、スター・ システムの紹介もされていて、とても面白かったな。
あ、展示会の入り口では、等身大(?)のアトムとサファイアがお出迎え、出口ではブラック・ジャック先生がお見送りをしてくれましたヨ。
ミュージアムショップでは、いろいろなグッズの誘惑を我慢して、ずっと気になっていた「ルードウィヒ・B」の文庫本のみ購入。
「ルードウィヒ・B」は、音楽家ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンを題材にした作品で、手塚先生の逝去により未完となってしまった作品です。
昔、同じく未完となってしまった「ネオ・ファウスト」を読みましたが、未完ということが気にならないくらい面白い作品でした。
逆に、「ルードウィヒ・B」は、とっても先が気になるところで終わっていた!
この作品には、「フランツ」という架空のキャラクター(ベートーヴェンの耳が悪くなる原因)が登場しているのですが、一体、あの後どうなるんだ…。
岡本太郎のガチャガチャ
先日、「岡本太郎アートピースコレクション」という、岡本太郎の作品のミニチュアモデルのガチャガチャを発見。
びっくりすることに、なんと一回300円というお値段のガチャガチャ。
一回だけと心に決めてやってみたところ、当たったのは、←の画像の「ノン」でした。
怖い顔なのに、手を前に出して「ダメ!」と言っている姿は、なんだかちょこっと可愛らしいですね。
他のミニチュアもみんな魅力的で、全種類欲しくなりましたが、「ノン」さんの手を見て、我慢することにしましたヨ。
http://www.kaiyodo.co.jp/taro/index.html
難波田史男の15年
昨日、東京オペラシティアートギャラリーで開催されている日本の抽象絵画の画家、難波田史男の「難波田史男の15年」に行って来ました。
昔、NHKの日曜美術館で作品が紹介されているのを見て、一目ぼれした画家さんです。
それ以来、展覧会が開催される時は観に行くのですが、とにかく、色彩と繊細な線が素敵なんですね。
今回の展示では、亡くなる32歳までの15年間の作品を、年代順に観ることが出来ます。
どの年代の作品も良かったのですが、個人的には63年〜67年くらいの作品が好きだなぁ。
あと、没後にご両親によって命名された、19歳の頃の5点の作品「自己とのたたかいの日々」もずっと観ていたくなりました。
以前、Amazonで画集を検索して古本の画集を見つけたところ、びっくりする値段のついたものしかなかったのですね。
何度か行った展覧会でも図録の販売がなかったのに、今回は図録が販売されていました。
もちろん購入。
これで家でも作品を観ることが出来るようになりました。わーい。